南シナ海問題で米中が激しい応酬
【ネピドー共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議が10日、ミャンマーの首都ネピドーで開かれた。中国とASEANの一部加盟国が領有権を争う南シナ海問題で、ケリー米国務長官らが中国を批判。中国の王毅外相は問題解決に部外者は必要ないと反論し、激しい応酬が交わされた。
北朝鮮核問題をめぐっては、ケリー氏が核施設の稼働を凍結し、国際原子力機関(IAEA)の査察要員を受け入れるよう要求。今回が初めての参加となる北朝鮮の李洙ヨン外相は「米国の敵視政策」のために核兵器開発を余儀なくされたとして米国を非難した。
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