【ワシントン共同】米軍は9日、イラクの過激派「イスラム国」に対する第3波の空爆を行ったと発表した。イスラム国がクルド民族少数派ヤジド派を追い詰めたイラク北部シンジャール近くで、戦闘機と無人機が実施した。
オバマ米大統領は同日午前に声明を発表し、イスラム国に対する米軍の空爆は成果を挙げているとして、当面継続する可能性を示唆した。イスラム国の動向にもよるが、空爆は長引きそうだ。
米中央軍によると、空爆は、イスラム国の武装車両とトラックを標的に、米東部時間の9日午前と午後に分けて実施。攻撃対象をすべて破壊したとしている。全機が無傷で帰還したという。
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