【ナイロビ共同】西アフリカのリベリアのサーリーフ大統領は6日、エボラ出血熱の流行が国家の安全保障に対する脅威となっているとして90日間の非常事態宣言を出した。ロイター通信が伝えた。
リベリアは7月末に学校閉鎖などの緊急対策を発表したが、その後も感染者が増え続け、より強制的な対応が必要と判断した。隣国シエラレオネも7月末に公衆衛生上の緊急事態を宣言した。
リベリアの首都モンロビアでは6日、感染者の主要な受け入れ先だった病院が閉鎖された。カメルーン人の院長がエボラ熱で死亡したほか、スペイン人司祭ら病院関係者の感染も確認されたためという。
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