北海道は5日、前線や湿った空気が流れ込んだ影響で、24時間雨量が観測史上最多となる地点が相次ぐなど大雨となった。台風12号から変わった熱帯低気圧の影響が続く四国や九州でも雨が続き、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などへの警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、日本海にある低気圧から前線が北海道に向かって延び、そこへ暖かく湿った空気が西日本を通って流れ込んでいる。
5日午前10時現在、北海道で24時間雨量が観測史上最多となったのは幌加内町の182・5ミリ、羽幌町の156・5ミリ、美深町の143・0ミリなど。
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