【モスクワ、ブリュッセル共同】ロシア外務省は30日、ウクライナ情勢をめぐる米国の経済制裁強化について「米ロ両国の協力が決定的な役割を果たす国際問題にも、極めて都合の悪い状況を生む」と批判する声明を発表した。欧州連合(EU)による制裁強化に対しても米国追随だと批判した。報復の制裁には言及していない。
ロシア外務省は声明で、EUによる制裁がエネルギー分野に及んだことを踏まえ、欧州でエネルギー価格が上昇する結果を招くと主張した。
EUは30日、ウクライナ情勢をめぐり在欧資産凍結の対ロシア追加制裁を発動する。
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