不動産開発大手「森トラスト」(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、2012年3月期までの3年間に約400億円の申告漏れを指摘されていたことが8日、分かった。取得したホテル「旧虎ノ門パストラル」跡地の評価損を税務上の損金に計上していたが、認められなかったもようだ。
過少申告加算税などを含めた追徴税額(更正処分)は約150億円。森トラストは「詳細についてのコメントを差し控えるが、処理は適切だと認識している」とし、納税した上で国税不服審判所に審査請求している。
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