中国地震の死者367人に
【魯甸共同】中国雲南省北東部の昭通市で起きた地震の死者は4日までに周辺地域を含めて少なくとも381人、負傷者は1800人余りに上った。新華社電が伝えた。
中国政府は成都軍区から人民解放軍約2500人を投入したほか、地元当局者ら約7千人が救援活動に当たっている。李克強首相も陣頭指揮を執るため現場に向かい、救援作業に全力を挙げている。だが、余震が続いているほか断続的に雨が降り、道路も寸断されている。
北京の日本大使館によると、日本人や日本企業が被害を受けたとの情報はない。
死者の内訳は震源地の昭通市魯甸県が302人、隣の同市巧家県が66人など。
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