全国7割で真夏日
東北から沖縄の広い範囲に太平洋高気圧が広がり、列島各地は26日、厳しい暑さとなった。927カ所ある気象庁の観測地点のうち、4分の1に当たる231地点で最高気温が35度以上の猛暑日を記録。30度以上の真夏日は7割以上の702地点だった。滋賀県東近江市では38・8度を観測した。
熱中症とみられる症状を訴えて救急搬送された人は全都道府県で少なくとも1389人に上り、うち5人が死亡したことが共同通信の集計で分かった。
25日に続いて本州付近に高気圧がとどまり、暖かい空気が流れ込んだのが原因。気象庁は41都府県で高温注意情報を出し、熱中症への警戒を呼び掛けた。
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