すき家、4月の残業109時間
牛丼チェーン「すき家」の過重労働問題をめぐる第三者委員会は31日、すき家の運営部門所属の非管理職418人のことし3月の平均残業時間が109時間に上ったことを明らかにした。現場では著しい過重労働が生じて「法令違反状況」だったと結論付け、運営会社ゼンショーホールディングスに長時間労働を禁止するルールの策定などを提言。
深夜の一人勤務に関しても「複数勤務体制を確立すべきである」と撤廃を求めた。
第三者委の報告書によると、すき家は人手不足の状況にもかかわらず新規出店を継続し、現場の社員の残業時間がことしに入って急増。違法状態にあったと認定した。
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