29日の東京株式市場は、主要企業の好決算で投資家の心理が改善し日経平均株価(225種)は3営業日続けて上昇した。終値は前日比88円67銭高の1万5618円07銭で、約半年ぶりの高水準を回復した。
東証株価指数(TOPIX)は4・34ポイント高の1290・41。出来高は約16億8100万株。
前日に発表した日産自動車やキーエンスといった注目企業のことし4~6月期決算は好調と受け止められた。企業業績には消費税増税の影響を懸念する見方もあったが、堅調との観測が広がり、買いにつながった。
午後も平均株価はじりじりと上昇を続けた。ただ出来高は低水準が続いている。
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