ストーカーの罰則強化を提言
ストーカー行為の規制の在り方を考える警察庁の有識者検討会は5日、ストーカー規制法の罰則強化や禁止命令手続きの簡略化、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使った付きまとい行為を規制の対象に追加することなどを求める報告書をまとめ、同庁に提出した。
ストーカー規制法は昨年初めて改正されたが、直後に東京都三鷹市で女子高生が元交際相手に殺害されるなど、凶悪事件が相次いだ。1999年に埼玉県桶川市で長女を殺害された猪野憲一さん(64)が委員として参加、被害者側も交えた初めての検討会は警察にさらなる対策を求めた。
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