8日の東京株式市場は、イラク情勢が緊迫するとの懸念が高まったことを嫌気し、日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比454円00銭安の1万4778円37銭と、約2カ月ぶりの安値になった。下落幅も、ことしに入って4番目の大きさだった。
東証株価指数(TOPIX)は29・86ポイント安の1228・26。出来高は約27億5400万株。
オバマ米大統領がイラクに対する限定的な空爆を承認したと伝わり、投資家心理を冷やした。ウクライナ情勢をめぐり、ロシアと欧米による互いの制裁が経済に与える影響への懸念も悪材料となった。
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