【ワシントン共同】米国で2014年産のコメ生産量が4年ぶりの高い水準に増える見通しであることが28日分かった。価格上昇や天候の安定で作付けが広がっているためだ。環太平洋連携協定(TPP)締結後の日本への輸出拡大をにらみ、コメ農家が生産意欲を高めている可能性もある。
米農務省の需給見通しによると、14年産(14年8月~15年7月)のコメ生産量は1025万トンで、過去最高の1103万トンだった10年産以来の水準に達する見込み。輸出量は485万トンと2年ぶりに増加へ転じる計画だ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。