スカイマーク、購入は決裂状態
スカイマークの西久保慎一社長は29日、国土交通省で記者会見し、欧州エアバスの超大型機A380の購入をめぐる交渉が決裂状態になっていることを明らかにした。既に支払った前払い金265億円は戻らない公算が大きいと表明した。スカイマーク関係者は約700億円の違約金を求められる恐れを示唆しており、経営に厳しい影響が出る可能性がある。
エアバスは同日「6機のA380購入契約を解除する通知を行った」と発表した。
西久保社長は購入交渉の決裂に関し「業績不振で資金調達が困難になっているため」と説明した。
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