エボラ熱死者932人に
【ロカルノ(スイス)共同】世界保健機関(WHO)は6日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について、感染が確認または疑われる死者が4日までにリベリアなど4カ国で計932人に上ったと発表した。死者は今月2~4日の3日間に45人増えた。
サウジアラビア保健省は6日、エボラ熱への感染が疑われていた40代のサウジ人男性が西部ジッダの病院で同日死亡したと発表した。中東での死者は初めてとみられる。
WHOは6日、エボラ熱に関する専門家による緊急委員会をジュネーブで開催。7日までの予定で、感染状況が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」に該当するかどうか判断する。
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