自民、小渕氏の党四役入り浮上
安倍晋三首相(自民党総裁)が9月の第1週に予定する党執行部人事で、小渕優子元少子化担当相(40)を最高幹部である党四役に抜てきする構想が浮上していることが30日、分かった。複数の自民党関係者が明らかにした。党運営の要となる幹事長への起用や、選挙実務を担う選対委員長に就ける案が検討されている。来春の統一地方選や11月の沖縄県知事選をにらみ、知名度がある女性議員の小渕氏を「党の顔」に据え、政権浮揚を図る狙い。
2012年12月の政権発足時に起用された高市早苗政調会長と野田聖子総務会長は交代する方向で、閣僚へ横滑りが取り沙汰されている。
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