四国で大雨、北海道も
四国を中心に記録的な大雨をもたらした台風12号は4日未明、朝鮮半島の西の黄海上で熱帯低気圧に変わった。暖かく湿った空気が流れ込む状態は続いており、四国では1時間に80ミリの猛烈な雨が降る恐れがある。西日本の各地でも5日にかけ、雷を伴った激しい雨が降る見込み。
高知県内では4日午前までの3日間の雨量が、千ミリを超えた香美市や仁淀川町、本山町の3地点を含む7地点で観測史上最多を記録。気象庁は四国では土砂災害や河川の氾濫などへの危険が高まっているとして厳重な警戒を呼び掛けた。
徳島、高知両県では4日午前、最大で計約52万人に避難勧告が出された。
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