仲井真知事、3選出馬を表明
沖縄県の仲井真弘多知事(74)は7日、那覇市で記者会見し、任期満了に伴う県知事選(10月30日告示、11月16日投開票)への3選出馬を正式表明した。
知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点。辺野古容認の仲井真氏は、移設を推進する安倍政権とのパイプを生かした沖縄振興の必要性を前面に打ち出し、有権者の理解を得る戦略を描く。
6日は官邸に安倍晋三首相、自民党本部に石破茂幹事長をそれぞれ訪ね、出馬の意向を伝えた。自民党執行部は仲井真氏を支援する方向で調整している。ただ、公明党は仲井真氏擁立に消極的な姿勢を崩していない。
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