コメ市況調査会社の米穀データバンクは6日、2014年産のコメ(水稲)の作況指数(平年=100)が全国で「やや良」の102になるとの7月末時点の予想を発表した。沖縄、佐賀の両県を除いて「やや良」か「平年並み」を見込み、同社は全国的な生育はおおむね順調とみている。
作況指数が秋の収穫後に「やや良」で確定すれば3年連続となる。豊作によって生産が消費に比べて過剰気味となり、コメが値下がりする可能性が指摘されている。
各地の作況予想は、7月の台風8号による大雨の影響を受けた沖縄が「不良」の91、6月に低温や日照不足に見舞われた佐賀が「やや不良」の98だった。
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