経済産業省資源エネルギー庁が30日発表した28日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、22日の前回調査と比べ20銭安い169円60銭となった。2週連続の値下がりとなったが、依然として高値水準が続いている。
調査した石油情報センターによると、イラク情勢の混乱による供給不安が後退したことで原油価格が下落した。石油元売り各社も卸価格を引き下げたため、給油所で値下げの動きが相次いだ。
ただウクライナ情勢をめぐり米国などがロシアへの経済制裁を強化するなど、原油価格の上昇への懸念は根強い。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。