台風11号、大東島に最接近
台風11号は7日、強い勢力を保って沖縄県の南大東島に最接近した後、さらに北上を続けた。風速25メートル以上の暴風域に入った大東島地方では最大で50メートル近くの瞬間風速を観測。鹿児島県でも島部を中心に同20メートル前後の風が吹き、周辺の海域は猛烈なしけとなった。
気象庁によると、8日にかけて九州南部や奄美地方に近づき、さらに西日本へ向かって、太平洋側を中心に非常に激しい雨になる見込み。台風の速度が遅いことから、影響が長引く恐れもあるとしている。
台風12号の影響で記録的な大雨となった四国も8日から再び局地的に雷を伴う大雨となる見込み。
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