【サンティアゴ共同】安倍晋三首相は31日、訪問先のチリで同行記者団に対し、内閣改造と自民党役員人事を9月第1週に断行すると明言した。人選について「女性の活用は大きな課題だ」として、積極的な登用に意欲を示した。菅義偉官房長官の処遇に関し「大黒柱として大事な仕事を進めてきてくれた」と述べ、留任を含め、引き続き要職で起用する考えを示唆した。
人事で考慮する点について「女性、男性、老壮青。それぞれ人材が自民党にはいるので適材適所で考えたい」と強調。自民党の石破茂幹事長の処遇に関しては「(安全保障法制担当相への起用を含め)全く決めていない」と述べるにとどめた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。