奄美で自衛隊が離島奪還訓練
防衛省は22日、鹿児島県・奄美群島の無人島、江仁屋離島で、陸上自衛隊の離島防衛専門部隊、西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)が、海上自衛隊の艦艇からボートで上陸する離島奪還訓練を報道陣に公開した。
2012年の日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化以後、日中両国の緊張関係は続いたままで、防衛省は南西諸島の無人島を使う訓練により、離島防衛強化をアピールするのが狙い。同日は同じ東シナ海で中国、ロシア海軍が合同軍事演習を続けており、東シナ海の緊張はさらに高まった。
訓練は10~27日の日程で、陸自約500人、海自約820人、航空自衛隊約10人が参加している。
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