将棋、羽生が最多3度の名人復位
将棋の第72期名人戦7番勝負の第4局は20、21の両日、千葉県成田市で指され、挑戦者で先手の羽生善治3冠(43)が111手で森内俊之名人(43)を破り、4連勝で4期ぶり通算8期目の名人を獲得した。復位は名人戦最多の3度目となる。
名人通算8期獲得は故木村義雄14世名人、森内前名人と並ぶ歴代3位タイで、1位は故大山康晴15世名人の通算18期。
羽生名人はこれで王位、王座、棋聖と合わせ約4年ぶりの4冠に。自身の持つ通算タイトル獲得記録を87期に更新した。
森内前名人の4連覇はならず、竜王の1冠に後退した。
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