大川小訴訟、児童遺族「人災だ」
東日本大震災の津波で死亡、行方不明となった宮城県石巻市立大川小の児童のうち23人の遺族が、多くの犠牲者を出したのは学校側が安全配慮義務を果たさなかったためだとして、市と県に計23億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、仙台地裁(高宮健二裁判長)で開かれ、遺族が「まさに人災だ」と意見陳述した。
市や県は津波を予見することはできず、学校側に過失はなかったなどとして争う姿勢を示した。
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