中国、新疆ウルムチで爆発
【ウルムチ共同】中国北西部の新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の朝市で22日起きた爆発事件で、31人が死亡し、94人が負傷した。国営通信、新華社が伝えた。公安省は「重大なテロ事件」と断定、同自治区内で起きたテロとしては最大規模の惨事となった。ウルムチ市内には厳戒態勢が敷かれ、習近平国家主席は直ちに「強圧的」な封じ込めを関係部門に指示した。
習主席は4月下旬、同自治区を視察し、テロ対策の徹底を指示したばかり。再びテロが発生したことは、習指導部に大きな打撃となった。
同自治区ではウイグル族による分離独立運動がくすぶっており過激な独立派による犯行の可能性がある。
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