政府観光局は21日、4月に日本を訪れた外国人旅行者が推計で123万1500人だったと発表した。前年同月比33・4%増で、2カ月連続で月間として過去最高を記録した。桜を観賞するツアーの人気や、羽田空港の国際線の増便などが要因としている。
国・地域別では、1位の台湾が25万7900人で30・3%増だった。3位の中国は19万600人で90・3%増と大幅に伸びた。タイ、マレーシア、フィリピンなどの増加も目立った。
2位の韓国は19万4千人で5・0%減。4月に発生した旅客船セウォル号沈没事故の影響で自粛ムードが広がり、海外旅行のキャンセルがあったという。
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