韓国大統領、国民に謝罪
【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領は19日、死者・行方不明者300人以上を出した旅客船セウォル号沈没事故に関する国民向け談話を読み上げ、「国民の受けた苦痛に心からおわびする」と述べて謝罪、韓国海洋警察庁の救助活動が事実上失敗したとして、同庁を解体すると表明した。
朴氏は、乗客を捨てて逃げた船長や海運会社などを非難する一方、乗客を救助しようとして亡くなった一部乗務員の名を読み上げながら涙を流し、事故が起きた4月16日を「国家安全の日」に定めると表明した。
また、安全管理体制を抜本的に見直し、公務員の関連業界への天下り規制も強化する方針を明らかにした。
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