日銀、大規模金融緩和策を継続
日銀は21日、金融政策決定会合を開き、昨年4月に導入した大規模な金融緩和策の継続を全員一致で決めた。消費税率引き上げの影響で景気は一時的に落ち込んでいるが、夏ごろには回復軌道に戻るとの見解を維持。国内景気の現状判断は「緩やかな回復を続けている」とし、8カ月連続で判断を据え置いた。
会合では、増税前の駆け込み需要の反動で直近の個人消費がどれだけ落ち込んでいるか議論。今後の消費回復のペースや増税の影響を除いても物価上昇が続いているかも検証した。
個人消費や住宅投資に関しては、雇用状況や所得環境がしっかりしており、今後も底堅く推移するとみている。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。