PC遠隔操作事件「自分が犯人」
4人が誤認逮捕されたパソコン(PC)遠隔操作事件で、無実を訴えていた元会社員片山祐輔被告(32)が一転、「自分が一連の事件の犯人だ」と認めたことが20日、主任弁護人への取材で分かった。別に「真犯人」がいることを装う自作自演のメールを報道機関などに送り、送信に使ったスマートフォンを河川敷に埋めたことも認めた。
東京地裁が同日、保釈を取り消し、午前11時前、都内の弁護士事務所にいる片山被告を東京地検の係官が連行、再び身柄を拘束し、東京拘置所に勾留した。
弁護側は東京地裁で22日に予定されている公判で、これまでの無罪主張を取り下げ、起訴内容を認める方針だ。
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