中国著名活動家に懲役4年
【北京共同】北京市第1中級人民法院(地裁)は26日、中国で憲政の実現などを訴える「新公民運動」の中心的人物で、公共秩序騒乱罪に問われた著名活動家、許志永氏(40)に懲役4年を言い渡した。
新公民運動は中国憲法の範囲内で市民の権利擁護を求める動き。許氏の弁護士によると、公共秩序騒乱罪の最高刑は懲役5年。習近平政権下で、平和的な手段で民主活動を主導してきた許氏がどう裁かれるかが注目されていた。
起訴状などによると、許氏は12年から13年にかけ、出稼ぎ労働者の子が教育を受ける権利を守る運動などを展開。その際、横断幕を掲げ、人を集めたことが同罪に当たるとされた。
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