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胎児の命めぐり米で論争

[2014年01月26日 15:29]

 【ニューヨーク共同】脳死状態となった米南部テキサス州の妊婦の尊厳死を希望する家族が「妊婦は生命維持装置につなぐことが州法で義務付けられている」とする病院を相手取って訴訟を起こし、同州の裁判所は25日までに、死亡を宣告して生命維持装置を外すよう病院側に命じた。
 妊婦は脳死状態になる前、強制的な延命措置は望まない考えを示しており、自己決定権を優先するか、胎児の命を重視するかをめぐって米社会で論争に発展していた。
 米メディアによると、妊婦はマリース・ムニョスさん(33)。昨年11月に自宅で倒れ、病院で脳死を宣告された。

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