御嶽山噴火、死者10人に
長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県警は29日、陸上自衛隊のヘリコプターで麓に運んだ心肺停止状態の8人全員の死亡を確認した。うち7人は愛知県の女子高校生らと分かり、あと1人の身元特定を急ぐ。28日には男性4人の死亡を確認しており、噴火による死者は計12人となった。山に残されたままの心肺停止状態の人は5人増え、計24人となった。
警察関係者によると、死者や心肺停止状態になった人は、山頂付近の神社から約500メートル南東にある山荘までの登山道周辺で集中して見つかったことが判明した。噴煙が流れた火口東側で、倒れていた。
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