御嶽山噴火、救助活動を再開
長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火に伴う29日の救助活動で、心肺停止状態の登山者数人が新たに見つかった。長野県関係者への取材で分かった。両県警と消防、自衛隊は29日早朝から、山頂付近の登山道などに残された心肺停止状態の27人の救助を再開、心肺停止状態の8人(男性5人、女性3人)を長野県側の麓に新たに運んだ。搬送者は計12人となった。
27人以外の負傷者は40人から63人に増えた。有毒ガスが発生し、29日午後、全ての捜索が打ち切られた。
長野県警は28日、麓に運んだ同県塩尻市の会社員林卓司さん(54)ら男性4人の死亡を確認した。
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