在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物の競売で、最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は20日までに、不動産業マルナカホールディングス(高松市)への売却許可の効力をいったん停止する決定をした。総連側が供託金1億円を納めれば、最高裁が総連の特別抗告などに対する結論を出すまで所有権の移転はできなくなる。決定は19日付。
マルナカへの売却許可が5月12日に東京高裁で決まった後も、裁判所側から代金22億1千万円の納付に必要な書類が交付されず、所有権移転手続きができない異例の状態が続いていた。
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