スマートフォン向け無料通信アプリ(応用ソフト)を手掛ける「LINE(ライン)」(東京)が、年内にも日米の証券取引所に株式の上場を検討していることが3日、分かった。上場で調達した資金で海外展開を加速するとともに、利用者の拡大を目指す米国での知名度向上も狙う。
関係者によると、国内は東京証券取引所に、米国はニューヨーク証券取引所かナスダック市場を視野に入れており、年内に同時上場となる可能性がある。急成長していることから、時価総額は1兆円規模に上るとの見方もある。
LINEの会員数は世界で4億3千万人を突破。このうち国内は5千万人を超える。
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