【ストックホルム共同】外務省の伊原純一アジア大洋州局長は26日午後(日本時間27日未明)、スウェーデン・ストックホルムで始まった日朝公式政府間協議に関し「幅広い関心事項を取り上げた。議論の深まりは見られた」と強調した。初日の日程を終えた後、記者団に語った。両政府は27日午前(同午後)から2日目の協議を行う。
日本側は北朝鮮側が拉致被害者らの再調査を確約すれば、日本独自の経済制裁の緩和を検討する。同時実施を求める北朝鮮と一致点を見いだせるかが焦点だ。
日本側は伊原氏、北朝鮮側からは宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使が出席。28日に終える予定だ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。