【ブリュッセル共同】先進7カ国(G7)は4日、首脳会議(サミット)で採択する首脳宣言に、環太平洋連携協定(TPP)などの貿易交渉は「可能な限り早期妥結を目指す」と明記する方針を固めた。成長と雇用の下支えは引き続き最優先事項と言及、11月までに野心的で包括的な成長戦略を提示することを確認する。
G7サミットは4日午後(日本時間5日未明)にベルギーの首都ブリュッセルで開幕する。世界経済に関する首脳宣言案は「世界経済は強くなっている」としながらも、ウクライナ情勢など「注意深く管理する必要がある下振れリスクは残る」と懸念を表明。
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