総務省消防庁は10日、2日から8日までの1週間に、全国で熱中症により病院に救急搬送されたのは1132人(速報値)だったと発表した。前週の1704人から3割以上減少した。搬送時に亡くなったのは1人だった。
雨で比較的涼しい日が続いたためとみられる。消防庁によると、搬送時の症状は、3週間以上の入院が必要な重症が29人、入院が必要な中等症が333人だった。年齢別では65歳以上の高齢者が537人で半数近くに上った。
都道府県別では、北海道の126人が最も多く、東京91人、愛知74人が続いた。北海道では猛暑日や真夏日が続いたことが影響した。
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