“聖地”国立、56年の歴史に幕
2020年東京五輪・パラリンピックに向けて解体、改修される国立競技場で25日、最後のスポーツ大会となるラグビーのアジア5カ国対抗、日本―香港が行われ、数々の名勝負が繰り広げられた舞台が56年の戦いの歴史に幕を下ろした。日本は49―8で勝ち、来年のワールドカップ(W杯)イングランド大会出場を決めて“聖地”のフィナーレに花を添えた。
試合前には場内を巡るツアーなど惜別イベントが行われ、大勢の人でにぎわった。コンサートなどでも利用された国立競技場は19年のラグビーW杯や東京五輪に向けて7月に解体工事が始まり、8万人収容の新スタジアムが建設される。
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