中国大陸に上陸後、勢力が弱まり熱帯低気圧となっていた台風7号が17日正午に東シナ海で再び発達して台風になり、午後11時前に九州南部へ最も接近した。気象庁は、鹿児島県奄美地方も含め、非常に激しい雨や強風への警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、台風の「復活」は統計が残る1951年以降で37個目。九州に接近後は日本の南を東北東に進み、18日朝までに温帯低気圧に変わると予想している。
九州南部では18日未明にかけて局地的に雷を伴い、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、竜巻や落雷、河川の増水、土砂災害などへの注意も必要とした。
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