ソフトバンクは5日、ロボット事業に本格参入すると発表した。人間と会話ができる人型ロボットを携帯電話販売店に設置して接客などに活用する。孫正義社長が同日記者会見し「人の感情を認識するロボットにする」と話した。
ソフトバンクは高度な知的能力を持つロボットの開発構想を2010年に表明。13年にロボット事業を手掛ける会社を設立し、市場調査を進めていた。
開発体制は今後強化する構えで、将来的には介護向けなど家庭用ロボットの本格的な販売も視野に入れている。重点事業の一つとして新しい収益源に育てたい狙いがありそうだ。
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