鑑定留置の被告が逃走、身柄確保
2日午前2時20分ごろ、強盗強姦罪などで佐賀地検に起訴された後、福岡市東区の「雁の巣病院」で鑑定留置中だった佐賀市の飲食店従業員大隈保之被告(32)が病室の窓を破って逃走した。
福岡県警が捜索中、午前7時すぎに病院から約1キロ離れた海岸で「男が砂浜で倒れている」と通行人から110番があり、大隈被告を確保した。意識がもうろうとした状態で、別の病院に搬送された。
県警によると、大隈被告は海岸にある橋から砂浜に飛び降りたとみられ、「死のうと思った」と話している。
佐賀地検によると、大隈被告はことし1月10日、佐賀県警に逮捕され、その後起訴された。
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