環境省は6日、今のペースで地球温暖化が進んだ場合、最高気温が30度以上の真夏日が今世紀末に全国平均で年約50日増えるとする予測を発表した。東京都は現在の48・5日から100日程度に増えるほか、那覇市は1年の半分と倍増する見通し。現状8日の札幌市でも1カ月強が真夏日になる。
平均気温は全国平均で4・4度上昇。東京都は現在の約16度から奄美大島並みの20度程度に“亜熱帯化”する見込み。
努力して温室効果ガスを減らす場合は、全国の真夏日の増加は約12日、平均気温の上昇は1・1度にとどまる。
環境省は「有効な削減策を進めなければ国民生活への影響が大きい」と指摘。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。