スマートフォン向け無料通信アプリを手掛ける「LINE(ライン)」(東京)の利用者アカウントが乗っ取られた問題で、警視庁に被害の相談が相次ぎ、同庁が情報収集を始めたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、警視庁にはこれまで、電話での相談が寄せられ、18日までに同社の関係者から事情を聴いた。不正アクセス禁止法違反の疑いもあるとみて、被害者からも話を聴くなど実態の把握を進める。
一方、同社は18日、5月下旬から6月中旬までに、乗っ取りによる被害が少なくとも303件あったと明らかにした。
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