【シンガポール共同】環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加12カ国が、関税撤廃をめぐり難航する物品市場アクセスなどの交渉を加速させるため、主張や立場が比較的近い国で構成するグループに分かれて、近く協議を始めることが22日、分かった。20日までシンガポールで開かれたTPP閣僚会合で正式合意した。複数の交渉関係者が明らかにした。
各国はグループ化で論点を絞り込み、全体会合の「地ならし」ができるとみているようだ。
グループの分け方は決まっていないが、農産物を一部保護したい「日本、米国、カナダ」などを想定しているとみられる。
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