【ワシントン共同】米国防総省のウォーレン報道部長は28日の記者会見で、ウクライナ東部国境近くに展開しているロシア軍部隊のうち数千人が本来の所属基地へと撤収を始めたことを確認した。米軍による偵察やウクライナ政府の情報に基づくとみられる。
同時に、数万人規模の部隊が残っており「脅威は変わっていない。ウクライナを不安定化できる戦力だ」と指摘。実質的な緊張緩和につながるかどうか判断するのは時期尚早だと語った。
ロシアは25日のウクライナ大統領選に先立ち、軍撤収を表明していた。
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