基準値17倍のダイオキシン
家庭のごみを燃やした後のばいじんから、最大で基準値約17倍のダイオキシンが検出されていたにもかかわらず、滋賀県高島市が検査データを改ざんし、神戸市東灘区の処分場に搬入していたことが11日、兵庫県への取材で分かった。
会計検査院の指摘で発覚。管理者の「大阪湾広域臨海環境整備センター」(大阪市北区)が処分場近くの大気などを調べたところ、基準値以下で安全に問題はなかった。一方、センターは5月から当面の間、高島市の利用を禁止し、抜き打ち検査の回数を増やすなどの再発防止策をとった。
兵庫県などによると、搬入されたのは、神戸市東灘区向洋町先の埋め立て処分場。
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