13年末の難民・避難民戦後最多
【ジュネーブ共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日、武力紛争などで国外に逃れた難民や難民申請者、国内で住居を追われた避難民の総数が2013年末時点で計5120万人に上ったとの報告書を発表した。5千万人を上回ったのは第2次大戦後初。20日は国連が定める「世界難民の日」。
12年末の時点では計4520万人だった。内戦が続くシリアからの難民やシリア国内避難民が増加していることが影響している。今年もシリア内戦に加え、イスラム過激派と政府軍の戦闘で悪化するイラク情勢などのため難民、国内避難民とも急増すると懸念されている。
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