韓国地方選、与野党「引き分け」
【ソウル共同】4日投開票の韓国統一地方選は、5日朝までの開票の結果、焦点の主要8市と9道の市長・知事選で、保守与党セヌリ党が8カ所、革新系最大野党の新政治民主連合が9カ所で当選を確実にした。全体としては与野党「引き分け」の様相となった。
新政治民主連合は、首都ソウル市長選で現職の朴元淳氏が勝利し、改選前より1カ所多く獲得。セヌリ党は、首都圏の仁川市長ポストを新政治民主連合から奪ったほか、同じく首都圏の京畿道や南部釜山市で激戦を制した。
旅客船沈没事故での政府批判という「逆風」を受けた朴槿恵政権だが、野党側は事前に期待されたほどの躍進はできなかった。
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